思い出の品々
昨日、宣言したぬいぐるみ洗いですが、結局、ぬいぐるみ達とはサヨナラすることにしました。
元々、あまりぬいぐるみは持っていず、数少ないそのぬいぐるみ達もすでにサヨナラしていたのですが、この7人の小人達はサバイバルしていました。
というのも、夫と付き合い始めの頃に、「付き合った日の1ヶ月記念日ごとに、小人1人づつプレゼントしてほしい」と、リクエストしたものだったのです。
そんな韓流ドラマみたいなこと、なんで思いついたんでしょうね。
その頃は韓流ドラマもまだ流行ってませんでしたし、若さと、恋愛に夢中になることって、なんというか、怖ろしいです(苦笑)
そんな思い出のぬいぐるみ達も、ホコリが溜まりますし、手入れがだんだんと面倒になり、「古くなって捨てる前に、親戚の子に…」と夫に提案したこともあったのですが、却下されました。
うちはそんなにラブラブではありませんので、「自分があんなにも恥ずかしいのに、がんばって毎月買ったのに」というのがその理由でしょう。
ですが気づけば四半世紀!
掃除機で久々にホコリと猫の毛をとっていると、ところどころ色の褪せてきた小人達。
そもそも私の部屋に置いてあるので、夫はその存在の有無も分かりようがありません。
実は結婚指輪も婚約指輪も、すでにここ1年くらいの間にサヨナラしています。
結婚指輪は結婚早々にお互いにつけなくなり、ダイヤモンドの婚約指輪も、身内や友人の結婚式に呼ばれた時に、1、2回つけたくらいでした。
(使わないなら持っていないことと同じだなぁ)と思い、また、残してあげるような子供もうちはいません。
転職活動の時期にお金がなかったのも後押しして、重い腰をあげて処分しました。
婚約指輪のダイヤは、ネックレスに加工しての再利用も勧められましたが、ひどい肩こりでネックレスをほとんどつけないので、私にはやはり無用の長物と思い、新しく使ってくれる人の元に送り出しました。
結婚指輪の時はそれほどでもなかったのですが、婚約指輪は「いまだに古臭くもない、いいデザイン」と買取店でも言ってもらえた、気に入ったものだったので、実はいざ手放す時は、かなり動揺して涙が出そうになりました。
でも「使わないなら持っていないのと同じ」「死ぬときは何も持っていけない」と必死に言い聞かせて手放しました。
ちなみにその時にダイヤの買い取りのTV取材が来ていたので、顔出しNGで取材を受けたところ、謝礼としてン万円いただきました。
後で謝礼の封筒を開けて、予想以上に多かった謝礼に、かなり慰められました。
「断捨離するといいことがある」とは、その後、最近になって知ったのですが本当のようです。
思い出は自分の胸に大切に保管して、これからは無用の物を増やさない、快適な生活を心がけたいと思います。
ぬいぐるみを入れていた籠を立てかけて日干ししていると、猫が入りたがってたので横に置いてあげるとすぐに入ってました。
猫用にいい籠だと、猫を飼ってから何年もずっと思っていたので、ほんとうによかった!
眩しくて目つきが悪いのですが、本当はもっともっと、ずーっとかわいいんですよ(←親バカです 笑)
【使えたもの・出来たこと】
・思い出のぬいぐるみの処分
・裁縫箱ケースのきんちゃく袋の洗濯